都会暮らしのあなたが地方に移住して得られる「心理的」メリット

こんにちは。こんばんは。稀井マレーです。

私は地方出身で、大学・就職で東京に出た後、転職・結婚と同時にUターンしました。

今回はUターンすることで得られた心理的メリットについてお話します。

※少しスピリチュアルっぽい内容になってしまいましたが、「そんなことあるんだー」くらいに読んでください。

不安がなくなった

さっそく「いや、そんなの人によるでしょ」と思うかもしれませんが、大事なことなので最初に言いました。

私は東京で暮らしているとき、不安で仕方ない時期がありました。

それは仕事が忙しかったり、独り暮らしだったことも影響するかもしれませんが、

どことなく「存在の危うさ」のようなものを常々感じていました。

根っこの生えていない植物のような感覚です。

例えば、満員電車を降りた後、ぞろぞろと改札を出るとき、自分の意思以外のものに急かされ、流されているような感覚を感じるのです。

しかし、地方に移住してからその感覚はなくなりました。なぜか。

自分も木も山も土も皆同じ

ここらへんからスピリチュアルです。笑 でも、一番言いたいことです。

「自分も自然の一部なのだ」と、割とリアルな「肌感覚で感じる」のです。

近くに山があり、緑があり、秋には実り、冬が来て、春の暖かさに感謝する。

東京に住んでいるときも、自分は所詮は街の一部に過ぎないと思う時がありましたが、地方に移住した後感じるものには東京で感じた時のような「擦れた気持ち」がありません。

どこまでも清々しく、「自分も自然の一部に過ぎない」と感じるのです。

それはとても勇気がもらえる感覚です。自分は木々に無数に生える葉っぱ一枚と同じであり、遠くに見える気高い山々とも同じなのです。

そこには社会的に与えられた自由さではなく、自然の中で人間として生を受けた自由さと不自由さが混在しています。「どうあるべき」か、ではなく自分は「こうでしか在ることができない」という諦めのようなものもあります。

地方で春夏秋冬を過ごし、それを「肌感覚で感じる」というのが大事なことです。

私は「人は土から離れて生きることはできない」と思っています。

農業をしろ、と言っているのではありません。「土を近いものと感じている」というのが大事です。

おわりに

以上のお話は、都会暮らしだとあまりしっくりこないかもしれませんが、

地方に移住した人なら割とすんなり受け入れられる話だったのではないかと思っています。

自然に暮らすと当たり前に感じる感覚ですが、旅行など短期的な経験では得られないものでもあります。

私の地元もそうですが、数か月など割と長期的なスパンで移住体験できる自治体もありますので、

チェックしてみてください。